春休みよ

週末に固まっていた、もろもろの出張と、もろもろの私用(スパイラル)を片付け、ささやかな純フリータイムが到来した。
ふう。嬉々として迎え入れる所存。

しかし、このもろもろどものストレスにより、1日1冊と決めたはずのよつば(と!)を過度に読み進めてしまっている自分がここにいる(冷や汗)。
もったいない!! やめてー(泣)!! 

対策に、逢沢りくを挟んでみたが(りくもとても良かったのだが)、よつば、なお抗いがたし。
必殺・清張の読んでなかったシリーズなぞも投入したりして、そんな(清張の)使い方最低(泣)!と自分を責めながらも引き込まれていくこのはまりよう、どうなんだ。

束の間の春休みも、よつばも、大切に味わうべし。慌てるな私。

ゴールデンタイムス

BSにて映画版『ゴールデンスランバー』を観た。

小説版を読んだのは数年前。たぶん『読まずに小説書けますか』などで絶賛されていたため、『アヒルと鴨のコインロッカー』とともに初めて読んだのだった。

そのときには感じなかったことなのだが、今回ふと、ゴールデンスランバーの「ある部分」は、もしかして男のロマンなのかな、と感じた。

ある部分がどの部分なのかは、ネタばれでもあるのであえて言うまい。
言うまいと言いながらあえて言うとしたら、私の感じでは、松本清張「張り込み」もその点では近いということだろうか(言ったに等しい)。

常どおり、全然ずれた解釈かもしれない。映画版の方が分かりやすかったので、そう思いたかっただけかもしれない。

小説も映画も、基本的には自己投影でしか味わえない私が、今回、誰になりきって冒険していたかは、あえて言うまでもない。それは、女のロマンでもあったのである。

ペテロ

ドラマ『ペテロの葬列』を観ている。
前作『名もなき毒』は確か偶然観始めたのだったと思う。途中から原作・宮部みゆきと知り、先も待ちきれず、買って読んだ。
宮部みゆきはもともと大好きだし、ドラマも本もすっかり夢中になったのだが、何となく「視聴率としては低そう」と予想していた。なのに、まさか第二弾が出るとは。そして今回も、待ちきれず、原作に手を出してしまいそうなのですが。ぐぐ。

新学期が始まってしまった。ささやかな楽しみを大切にしたい。

せいちょうき(清張忌)

  • 駅や店に置いてあるフリーペーパー。
  • よほど関係ないもの以外は、とりあえず手に取って、意外と隅々まで読んでしまう習性がある。
  • 今日は、朝の新聞によく挟まれている、女性向け広告満載の某ちらし(けっこう面白い↓)の「編集後記」が、松本清張ネタでびっくりした。が、得をしたようで嬉しかった。

  • 暑い盛りに亡くなったんだなあ。良質特番熱烈待望。黙祷。

七夕

  • 毎回恒例、黒板隅での考査へのカウントダウン。先週、残り数日と記された、その横に、「七夕だー!!」とらくがきがあった。
    • 私「らくがき禁止」(消す)
    • Hくん「七夕しないんですか?」 
    • 私「は? …すんの?」
    • Hくん「しましょうよ!!」
    • クラス「しましょう!! しましょう!!」
    • 私「…短冊とか、書く?」
    • クラス「書きます!!」
    • 私「わかった。ほんなら、短冊は用意する。ササは…百均にあるかな」
    • クラス「Sくん家にササめっちゃありますよ!!」
    • 私「え、そうなん? …Sくん、持ってこれる?」
    • Sくん「はい。どれくらいですかね」
  • 以下略。
  • という流れで、教室に短冊とササ(S家より)をぶらさげた。
  • すぐ他クラスにも知られ、笑ったり、全部読んだり、まねしてくれたりする生徒や同僚もあった。
  • で、本日より、短冊は私の自宅に大切にぶらさげられている(テスト中は教室掲示禁止のため)。
  • みんなの願いに加え、私もちゃっかり一枚書いた。
  • 嵐のまえの雲間。晴れもまた遠からじ。かなへたまへ。