ギョギョギョ

中3生が案外、ことわざ・慣用句を知らないままきていることが判明したので、急ぎ合間に扱っている。(ほっといても多少は身に付くと思っていたら、全く身に付いていなかった!)

知っているつもりのものも、ちゃんと説明できるかという点にこだわってみると、とても良い勉強になる、とも言えるのだが。

今日は、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」の意味を自力で記述させたさい、

『過ぎたことは取り返しがつかない、ということ。』

という内容を書いている子が複数いたのに驚いた。たしかに、つじつまだけは合いそうな気はする。

こないだは、「言うは易く行うは難し」の「難し」の読みを聞いたら、大半が

『ガタし』

だと思っていて、ショックだった。(『有難い』からの類推らしい!)


「漁夫の利」を

『りょふのぎ』

と思っているやつが複数いたのにも、愕然とした。