入学式から合宿まで

祝ご入学

  • 4月8日、入学式。
    • 「せんせい、とれた」と言って来た女子に、コンタクトを付けてあげる。
    • 提出物を封筒に入れて集める際、「空で出さないでね。一回出したやつを、絶対もう一回入れてね」と、クラス全体に何度も何度も声をかけたのに、空で出した男子。家に電話をすると、おじいさんが「孫が『学校でえらい失敗をしてしまった』と悔やんでおりますが、何かあったのでしょうか」と心配される。
  • 新入生オリエンテーションを経て、平常授業開始。
    • 「せんせい、ノートは自由ですか」「絵がついててもいいんですか」「ホッチキスはロッカーに入れていいですか」「国語B(私担当)の宿題は、国語A(他の先生担当)のときに出すのか、次せんせいに会ったとき出すのか、一体どっちなん」「教室でお茶飲んでもいいの」「ロッカーのカギなくした」「あんな、弁当電車に忘れてん。でも、友達につまようじでもらったからいけた」などなど、毎日、毎時間、各種の質問や訴えを聞く。8割が敬語を使えない*1
  • 4月21・22・23日、新入生合宿。
    • 女子1名、部屋でけんかしたやら何やらで、食事中突然号泣。
    • 女子1名(上とは別)、いろいろあって、私の部屋で寝かせる。
    • 男子2名、こぜりあい。片方が相手の帽子を押し、片方が鼻血(少量)。他にも男女数名、興奮による鼻血。
    • 男子1名、休憩時間中、草むらでこけて骨折。最終日、親に迎えに来ていただくが、「皆とバスで帰りたい」とごね、こっそり乗ろうとするところを捕まえられる。
    • 男子2名、就寝時間後、TVを付けて起きており、部屋の外に出して説教。O先生が「お前らみたいなやつはいらんのじゃ。今すぐ親に迎えにきてもらう」とおどしたところ(教育的恫喝)、半泣きで抵抗。言い訳は「Oくんが霊を見たので怖かった」(←本人は真剣)。

*1:ためぐちで話しかけられるのは、私にとっては大変新鮮で、このままでいたい気持ちも少しある。が、教育的には良くないのだろう。そこで、初回授業で敬語を扱い、「今日からはためぐち禁止です」と宣言した。しかし、いまだにそれほど改善されていない(笑)。