ボーヨーの年

先日の教科旅行のバス内でY先生から「最近、何か面白い小説あった?」と聞かれた。

Y先生からお借りした数冊(小説!)が借りパク状態の私は、まずその意味でちょっと焦ったのだが(※Y先生は優しい方なのでそういう意味でおっしゃったのではない)、その後ろめたさを差し引いたとしても、思えば最近(いつから??)小説を全く読んでないことに気づいて、別の焦りを覚えた。

今年は仕事でのおおごとがありすぎて、本当に大変だった。普通ならそういうときこそ小説の世界にワープするのだが、今年のいくつかの件は、言葉ばかりのやり取りだったので、言葉に疲れていたのかもしれないと今になって思う。(言葉と言うなら、言ってはいけないが、授業も死んでいた。)

しかし、おかげでひさびさにマンガはたくさん読めた。これには今年迎え入れた初代Kindle(キン太郎)のおかげも多々ある。近年マンガから遠ざかっていたことがコンプレックスだったが、キン太郎の助けで多少勘が戻って来つつあって嬉しい。

今年のお正月休みは短いけれど、ぐっと来る何かを読んで鋭気を養いたい。マンガでも小説でも。