白夜行

  • 映画『白夜行』(2011年)初鑑賞。録画で。

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 [DVD]

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  • 小説は、けっこう最近、『白夜行』&『幻夜』を一気読みした。母がけいごりんファンなため家にあったもので、代表作だしいつかはと思っていたのをとうとう読んだのだったが、ストーリーが嫌で嫌で嫌すぎて*1(←これほど嫌なのもめずらしい)、本を見るのも嫌で、勝手にBOOKOFFに売って、黙っていたのだった(←冷静に振り返ると、我ながらとてもひどい)。
  • さて、映画の方だが、そんなに嫌だったくせに、何でか観ることに。メインストーリーはやはり嫌で嫌で嫌で、正視できない箇所もちょこちょこあったが*2、今回初めて、それなりに感動も覚えた。原作にない部分にも少し救われた。修業にはなった。

*1:なぜそれほど嫌かというと、単に子どもがかわいそうすぎるからなのだが、作者に対して、「ストーリーのためならそこまでキャラクターたちをいじめるのか(泣)!!」という理不尽な怒りを覚えてしまうところがある。我ながらうざい。

*2:苦手とする「毒飲んで死ぬシーン」まであった…(小説にはないのに)。