馬鹿

  • この学校にはじめて来てから、丸3年が経った。
  • 1年目。非常勤にて、高2古典、担当3クラス。「国語」「高校(生)」「共学」、それら自体、新鮮だった。「古典」を誇張ではなく一から勉強した。授業で恥をかき、採用試験で恥をかいた。血の涙を飲んだ。
  • 2年目。本職となり、高1現代文、担当6クラス。見習いで担任なし。計画から全部自分でやらせてもらえ、楽しかったし、勉強になったが、多々反省も残った。高3生や高1生に頼まれ、こっそり古典補習をした。「去年勉強しといてヨカッタ!!(>◇<)」と思った。年中体調不良で、せっかくK検で賞をいただいた日には(保健室で)倒れた。「来年こそはもっと!!」と誓った。
  • 3年目。高1に残留し、同じく現代文、担当5クラス。人生初の担任。「授業すき。授業だけやりたい。担任いや。やめたい」とブルーだったが、必死でやってるうちに、なぜかいつのまにか楽しんでいた。他クラスの生徒も、授業で見ていない生徒も、これまでとは全く違う気持ちで見るようになった。そのせいもあってなのか、K検では、ほぼ全員が燃えてくれて感動した。 『こっそり補習』も、やはりちょくちょくおこなった。一方で、『おおやけ補習』も担当し(つい先日)、満員御礼でちょっと嬉しかった。 まだまだいけるはず。次の課題をうまく設定することが課題。体調管理にも気を付けた。風邪の頻度は激減した。が、N対策部の打ち上げランチでミシュランの有名店に連れて行ってもらったのに、おさしみを噛みながら居眠りし、しばらく毎日いろんな人から言われた。
  • 今日から4年目に突入。私の馬鹿さ加減は変わらない変わりたい。切に。ですが、今年こそは頑張ります。