こくごであそぼ

  • テスト前は、コマ調整の都合で自習時間が増える。
  • そのような際、ちょくちょく古文の範囲の質問もされる。
  • ちょうど現在、1年生は古文で「助動詞」を習っている。別な3人から立て続けに質問されたのが、「『完了』と『存続』の違いがよく分かりません」「『る・らる』が『受身・可能・尊敬・自発』とか、覚えられないんですけど(泣)」だった。こういうとき、日本語教育的な例文を紹介すると、大変盛り上がる(皆キャッキャ言いながら内省してくれる)うえに、マスターにも役立つ(現代語でも同じやんと自覚してくれる)。私がK州以来使いまわしているのは以下のもの:
    1. (教室にて)「あれ? 私のお弁当、どこ?」「うわっ、(誰かに)食べられた!」 →受身
    2. (教室にて)「あれ? 先生にお弁当ちゃんと渡したかな?」「うん、(先生ちゃんと)食べられた」 →尊敬
    3. (ジャングルにて)「あれ? 先生、どこ?」「(先生)食べられた(泣)!」 →受身
    4. (母と子)「ピーマン嫌いなのに頑張ったね」「うん、(私ちゃんと)食べられた」 →可能
    5. 《反例として》「何となくカレーが食べられる…」とかはヘン →自発は限定的
  • 2学期後半はこういうことも授業で扱うつもりで張り切っている。
  • あと、中学ではどういう風に教えてるのかも確かめておこうと思っている。